起業した

人生の意味

自分の人生の意味を考えたことがあるだろうか。

私は大学院生のころ、研究室でおこなわれていた合宿 通称「ブートキャンプ」において、研究室の先生から問われた。 そのとき私は、「自己満足」と答えた。これは、自分の生き方は自分で考え、自分で選択することで決定される。ゆえに人生の意味は、自分で決定する背景にある自分の考え方を実現することにあると考え、「自己満足」とした。

この考え方は、今でも大きくは変わっていない。ただ、ブートキャンプにおいて、先生が紹介してくださった 『人生の意味の心理学』という本によって私の自己満足を実現する手法、自己満足までのアプローチが変わった。

この本では、人生の意味は他者貢献にこそあると書かれている。他の人との関わり合いによって、すべての事象は意味を持つ。私はその言葉を知ったとき、「自己満足」は何をもって満足な状態となるのかを改めて考えさせられた。仮に自分だけが世界に存在し、自分だけで幸せになることは想像できなかった。自分の満足を考えた時、やはりどこかに他者との関わりが発生する。他者を思いやり、他者のために行動したときに私は幸福を感じる。私は自己満足をするために、他者貢献をすると心に決めた。

起業

私は、誰かのためになる行動を実践すべきだと日々感じていた。 そんなとき、古くからの友人がシニアのデジタル化を推進するビジネスを始めたいと誘いを受けた。 私はIT系の企業で働いており、もっといろんな人が IT にふれることが出来れば社会全体が良くなるのではないかと感じる機会が多々あった。また、いたるところで IT 化されていく一方でシニア世代が取り残されているように感じる機会もあった。

私は、貢献する対象をシニア世代と決め友人と共同で起業した。

目的

シニア世代に、IT 技術について学ぶ機会を提供したいと考えている。 現在、ほとんどのものがデジタル化されている。説明書をオンラインで確認や駅の案内をスマートフォンで確認というように、今まで確認できていた、利用できていたものができなくなっている。 このように困っている人がいるので助けたい。

会社概要

ぴちぴち株式会社

https://pichipichi.co.jp/

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